ストーリーズ~彼女たちの中のキム・ジヨン~を観て
こんにちは。
昨夜は雷がすごくて目が覚めました。
今日は良いお天気でしたね。
NHK「ストーリーズ」の『彼女たちの中のキム・ジヨン~韓国小説からの問いかけ~』を観ました。
女性の生きづらさを描いた小説で14万部のベストセラーだそうです。
番組では小説をきっかけに何かをしようとしている女性たちを追っていました。
仕事を辞めて子育てに専念していた女性が短時間で働き始めたり、また別の女性は管理職になろうと努力を始めたりします。
冒頭で日本は女性の管理職の割合が低いとのナレーションがありました。
小説は未読なのでよくわからないのですが、番組を見て感じたのはそういう社会的な女性の地位の低さだとかというよりは、夫が家事をどの程度担ってくれるのか、子育てに協力してくれるのか、妻が働くということをどれだけ理解してくれるのかといったことを女性たちはまず求めているように思いました。
私も両親を見て育って、同じようなことを日々感じてきました。
私の父は絵にかいたような昭和の男の人で、家事を手伝っているところを見たことがありません。
今は私や妹が家事を手伝っているので母も少しは楽になったと思いますが、昔私たちが小さかった頃は家事や子育ての一切を引き受けていて、なおかつ外へ働きに出ておりさぞ大変だったろうと思います。
しかも稼いだお金の大半を家計に充てていたようなのです。
そのことを考えると今でもつらくなってしまいます。
私がつらくなっても仕方ないんですけどね。
でも現在もそのころとあまり変わってないということなのかなと思いました。
話変わりますが、番組の中で短時間で働き始めた女性が
「妻や母ではなく、何者かになりたい」
って言ってたんです。
私は妻や母でもないので、ほんとに何者でもないんでよすね。
やっぱり「何者かになる」ってことは働くってことなのでしょうか。
「何者かになる」ってどういうことなのかな。
何者でもない私はいったいなんなんだろう。